女性の初心者ゴルファーが知っておくべきマナーとは?
初心者の方、そして女性の方に特に守っていただきたいのは、「時間」に関するマナーです。
これは、単にゴルフ場の予約時間にできるだけ早く到着し、同伴プレイヤーに迷惑をかけないということだけではありません。
ゴルフ場ではたいていの場合、すぐ後ろをまわる後続のプレイヤーがいます。
その後続のプレイヤーとの間隔は1ホールほどですから、自分のペースでとは言っても、ゆっくりプレイしすぎて迷惑をかけてはいけません。
素振りなどを何回も行うのはやめ、自分の番が来たらできるだけ早くショットするようにしましょう。ロストボールを探すのも、ある程度で区切りをつけ暫定球でプレイするようにします。
女性の場合は特に、おしゃべりをしながらラウンドするということも楽しみになるかもしれません。しかし、移動中はいいのですが、他の方がショット・パットをしようとしている時は私語はいけません。
相手の集中力をそぐことになりますし、マナーとしてもたいへん失礼です。自分がショットに入る時も、おしゃべりはせず速やかにショットするようにしてください。
私語で時間をとってしまい、後続の組がつかえることのないようにしましょう。最後に、ゴルフ場をできるだけきれいに使うことも大切です。
ゴミを落とさないという当たり前のことだけでなく、バンカーは必ずきれいに元通りにならす、グリーンは必要以上にスパイクで踏まず凸凹を作らないということも重要です。
ゴルフの書籍や雑誌から学ぶ
ゴルフの書籍や雑誌は非常に広く販売されていて、その中身は他のスポーツとは異なり、非常に実用的で、プレイヤー向けであることが特徴です。
野球やサッカーなどはプロのリーグや選手についての記事が多いのですが、ゴルフはプレイヤー向けの記事が充実しています。ゴルフ雑誌の中では、写真・イラストがたくさん載っていてスイングの様子がわかりやすいものが助けになります。
スイングのコツについて、文章だけで説明するのは非常に難しいため、間違ったスイングを身につけてしまうとなかなかそのクセは抜けません。ゴルフ雑誌では、よく一流プロゴルファーのスイングを紹介することもありますが、これを真似するのは難しいでしょう。
好きなゴルファーの方がいるかもしれませんが、プロゴルファーのスイングは非常に洗練されていて素人が簡単に真似することはできません。
ボールをわざとフェードさせるように打つ方もいらっしゃいますし、できるだけスライスなどを避けるため「あえて」アマチュアに薦められない打ち方をすることもあります。そのプロが勝つために独自にたどりついたスイングは、アマチュアの方は参考程度にするのがいいでしょう。
特に女性の方は、プロゴルファーのスイングをまねすることはなかなかできないはずです。腕力が男性と女性では全然違いますし、体を痛めてしまうことになりかねません。
女性の方の場合、足腰にできるだけ負担がかからないスイングフォームが参考になるのではないかと思います。